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 浄化の道程、あとがき
 
 
 最後まで読んでくださった読者様方、並びに、最初の頃からお読みになられていた方々、長らくお付き合いくださいましてありがとうございました。
 
 連載が始まったのは2002年の5月。そして、今日は2003年の7月下旬。我ながら、よくもまぁ、こんなに長く一つの作品を書いていたな、と思います。実際のところ、間間で別の原稿等に割く時間の比率が上回ったりもしていますが、ネット限定でいえば、これに割く時間は今までに無いほど多く、濃密でした。
 
 当初、この物語は「月姫の世界の一つの可能性として、志貴が埋葬機関に入る」というものを想定したもので、実際のプロットは、それこそ短編で終わるほどのものでした。しかし、念入りに話を考えていく中で、月姫のキャラでは上手くその役柄を担えない場合はオリジナルのキャラを考え、イタリアの資料を集め(たまに聞かれますけど、私はローマどころか海外旅行の経験は全くありません)、ちょうど平行していた教会史をまとめたものを読みなおし、想像を膨らませるために様々な著作を読み……そういったことをしていった結果、全十九話にも及ぶ長編となってしまいました。
 
 個人的に、長編は良しと思うところではありませんでした。とにかく、SSというものは短編で仕上げ、現実の原稿に対する練習台程度にしか考えておりませんでしたので、それも仕方が無かったのですが、改めて読み直して見ると、なかなか、一年以上の間における、私の思考錯誤などが見て取れ、なかなか有意義であったと今は思っております。
 
 さて、このようなことは読者の方々には興味も無いことだと思いますので、本編について書きましょう。
 
 前述した通り、この物語は「埋葬機関での志貴の物語」です。しかし、実際は、彼に関わることになる人々の過去に対する決着が主となっています。これは、当初想定していなかったのですけれど、志貴という、私が言うところによる「異分子」が、彼らの傍に寄る事によって起こる、きっかけというものを通して、決着なり心の変遷なりを描こうということになっていきました。
 人の道を外れてしまった者達が、どうやって人としての誇りを取り戻すのか、或いは守っていくのか、これは、月姫をやり終えた際に最初に私が想像した事柄でした。
 結果、とかく、二次創作としては逸脱したものになってしまったと私は思っていますが、皆様方はどのように感じましたでしょうか。
 
 長くなりましたのでそろそろ終わりますが、最後に、途中途中でメールなどで私を励ましてくださった方々には本当に感謝しております。現実においては、私はこの一年、これといった変わり様をしていません。にも関わらず、SS及び原稿等の執筆において、暖かい目で見守ってくださった、くださっている皆様方には、お礼の仕様もなく、別所で書いたような決心と行動によって、その足しにできるよう努力していきたいと思います。
 
 またいずれ、こういった形でSSを書くとは思いますが、当面は現実で越えるべきハードルが数多くありますので、各SSの手直し程度にしばらくは終始するのが、ネットでは限界だとも思います。圧縮形式での一括ダウンロードは、外伝が出揃うまでお待ちになってください。恐らく、一週間以内には全てアップしきれると思います。
 
 それでは、繰り返しますが、これまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
 
  執筆者及び当サイト塵核形成管理人・海苔より。2003/7/23

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